[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
<映画を撮り始めた切掛は?>
最初は遊びでした。
大学二年生の頃、家にあったカメラで、1分間程度の映像をとりました。もちろん主演は自分です。
これは決して「作品」ではなく、「遊び」ですね。
<では初めての「作品」というと?>
大学三年生の夏、授業用に作った動物園のPVです。
<「外国につながる青少年のエンパワメント」を撮ろうと思った切掛は?>
以前から、ドキュメンタリーを作ってみたいと思っていました。そんな中、神奈川県のボランティアセンターから、大学のボランティアセンターを通して話をいただき、企画ができました。
県のボランティアセンターのスタッフも、学生映画サークルと一緒に作品の制作をしたかったそうです。
<「外国につながる青少年のエンパワメント」のメッセージ>
日本には外国にルーツのある人たちがたくさん生活している。教育の充実なしに、その後の彼らの生活が充実するだろうか。ボランティアばかりに頼る社会でいいのだろうか。成功者の姿から、それぞれの生きる道を見つけてもらいたい。また、日本という国について考えてもらいたい。
<「外国につながる青少年のエンパワメント」を作品として見てみると?>
多くの人が関わって作られた作品なので、自分の力も考えも微々たるものです。自分なりの表現や考えをもっと入れるべきだった。技術的にも甘いところはかなり感じます。もっと暗い部分に踏み込んだら深みがでたと思われる。
<初めてのドキュメンタリーということですが?>
この映像は、昨年の夏からこの春にかけて撮りました。言葉に出来ないこともありますが、大変だったのはとりあえずテープの量が30本くらいになったこと。編集にかなりの時間がかかりました。
<今年のテーマは?>
新しいものを見る・知る・挑戦する。
観る映画については食わず嫌いを無くし、なんでも観ようと思ってます。制作に関してはCMに挑戦しようと思っています。
<では最近は?>
よく本を読んでます。卒論に苦しんでいます。
<映画以外に趣味はありますか?>
絵を描くことです。
<好きな映画は?>
『激突!』
『犬神家の一族』
『シェルブールの雨傘』
『羅生門』
『十二人の怒れる男』
です。
<次回の作品について>
アニメーションの予定。クレヨンで描いた切り絵アニメです。
学園祭で上映します。
出来次第では外部の映画祭にも出すかもしれません。
<映画とはなんでしょう?>
大嘘をさも本当のようにするための大人の工作。大金がかかる割に駄作ばかりだが、時に心にもっとも訴える力を持つ芸術となる。制作者は観客のことを考えて、独りよがりにならないことが大切だと思います。
<将来はどんな分野に?>
多くの分野に興味があるので、今のところ一つに絞ることができていません。どんな仕事についても自分なりに映像の探求は続けるでしょう。自分のペースで制作し続けられればそれが理想でしょうか。映画だけが極端に好きなわけではなく、テレビもCMもPVもマンガもアニメも含めて興味があるので、つねに広い視野は持っていたいです。
<いつか撮りたい映画というと?>
ジャンルや技法の枠を飛び越えるような挑戦的な作品です。
<横浜について一言>
横浜は家が近いこともあり、たまに出掛けます。関内駅周辺は建造物も魅力的で洒落た街だと思います。